栃木県下都賀郡 野木町 循環器内科 木村医院 私の医師としての歩みと診療に対する思い

院長紹介

私の医師としての歩みと診療に対する思い

みなさま、はじめまして。
木村医院の院長 木村 徹(きむら とおる)と申します。

「私の医師としての歩みと診療に対する思い」を述べさせていただきます。

 四十年前私の父は野木町に開業しました。当時医療過疎であった野木町は、手術が必要な場合には古河市や小山市まで行かねばならず、外科医院の開業は大歓迎であったと聞いています。約半世紀を経て、幸い父と同じ道を歩ませていただくことになりました。
 私は平成2年順天堂大学医学部を卒業後、すぐに新宿区の国立病院医療センター(現国立国際医療センター)の内科研修医として医師の第一歩を踏み出しました。新宿という土地柄でまさに多種多様な患者さんを診察し、医師としての基礎を学ばせていただきました。3年目からは後期レジデントとして循環器科に所属し、赤塚宣治医長、樫田光夫副医長のご指導の下、さまざまな循環器疾患を経験させていただくうち、すっかり循環器医の姿に魅了されそのまま循環器医の道を選びました。時間に囚われず昼夜患者さんのために仕事をする姿に感動したのを覚えています。
 平成5年順天堂大学へ戻り山口洋先生率いる循環器内科へ入局しました。平成6年大学院入学の際、先生に何を勉強したいのかと聞かれ、当時冠動脈形成術後の再狭窄に興味を持っていた私が「循環器病学の中で最大の克服すべき課題は再狭窄だと思います!」と生意気に申しましたら、「君、何言ってるんだい!心筋症や心不全、動脈硬化など、もっともっとたくさんの心疾患があり課題があるんだよ!再狭窄が一番などと小さい考えをもってはいかん!もっと大きく考えなさい。」と叱咤されました。この言葉は今でも私の中の幹の部分として脈々と流れております。山口先生には幅広い視野を持って診ることが大切と教えていただきました。その後、代田浩之教授にバトンタッチされ、内外ともに臨床研究や臨床指導等に邁進されており、順天堂大学医学部循環器内科はさらに飛躍を遂げています。

 平成10年より越谷市立病院循環器科に勤務となりました。ここでは生活習慣病の代表である急性心筋梗塞に対する緊急冠動脈形成術は勿論のこと、急性大動脈解離、急性肺血栓塞栓症など一刻を争う循環器疾患の緊急治療に24時間365日没頭することが出来ました。また、高齢者に多い心不全、動脈硬化疾患、また人工ペースメーカー植え込み手術なども数多く経験しました。心臓の病気と聞くと内科医でさえ敬遠しがちですが、ここでの経験は循環器専門医としての十分な力をつけることができたと思いますし、さらに野木町周辺には実地医としての循環器専門医は少なく、この経験は心疾患患者さんにも安心して暮らしていただけると思っています。
 また、平成11年から難病の一つである「肺高血圧症(Pulmonary Hypertension; PH)」に対する診療も積極的に行い、埼玉県内でも有数の肺高血圧症治療施設となりました。治療の一つとして在宅持続静注療法という治療を受けている方がいます。私はその導入から管理までを行ってきた経験があります。多くの方は遠くの総合病院まで通院しているのが現状で、地域に肺高血圧症を管理できる開業医がいることは肺高血圧患者さんのかかりつけ医としての役割を担えると考えています。
 平成19年からは第三代循環器科部長を拝任し、診療のほか、後進の指導にも力を注ぎました。そして何よりも、先々代部長の故羽里先生、先代部長の宮野先生の指導の下、医師である前に一人の人間としての心構えも教えていただいたことは私の医師人生の礎となっています。先代部長の宮野先生の言葉、「いつも謙虚に」を忘れずにこれからも診療を続けていく所存です。

 もう一つ私が常に行っていることがあります。
 循環器救急医療は心停止の患者さんも多く診察します。特に急性心筋梗塞や急性肺塞栓症などによる心停止患者さんは特に一刻を争う状況です。心肺蘇生を行いながらの緊急カテーテル治療などは大変ですが、PCPS、IABPなどの補助装置を駆使し救命処置を行ってきました。が、残念ながら奏功しない場合もあります。以前経験した若い男性患者さんのときには本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。そういった患者さんを救いたい、救えるようになりたいというその一心が常に私を動かしていました。その意味で自らが心肺蘇生法の熟練者になることを目指し、2005年から心肺蘇生法ならびに二次救命処置の普及にも努めてきました。特に、医師や看護師向けの二次救命処置講習として日本救急医学会ICLSコースのコースディレクターや日本内科学会JMECCのコースディレクター等も努め定期的にコース開催を行っております。
  医師看護師がきちんとした救命処置を身につけることは、必ずや患者さんの危機的状況に対しての備えができるということであると信じています。

日本救急医学会ICLSコース

日本内科学会JMECC

越谷市立病院わくわくICLSコース

お読みいただきありがとうございました。
 ここ野木町野渡が野木町と古河市のつなぎ目であるように、人と人とを繋ぎ、そして心と身体を癒す医療を目ざしたいと思っています。
 これまでの経験を活かしながら、一般内科診療と循環器専門診療を中心に野木町・古河市のみなさまのかかりつけ医として、安心で、やさしく、ていねい、わかりやすい言葉で、心のこもった診療をこころがけ、地域医療の向上発展のため、微力ながら尽くしてまいります。よろしくお願い申し上げます。

2015年11月
木村医院 木村徹

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